ゴキブリのように集合フェロモンを利用しておびきだし捕獲する。ハチのように天敵の警告フェロモンで虫の訪問を防御する。アリが獲物を見つけたときに仲間に向けてだす追跡フェロモンを利用して、一網打尽にするなど、いろいろと応用されているようです。

虫が寄ってこないようにするにおいとは

自然由来のハープを使った虫よけや蚊取り線香など、虫が嫌いなにおいを利用して開発された製品は多々あります。虫の嫌いな
香りはその多くが除虫剤として使用、製品化されています。香りとは違いますが、日本では1890年に地中海原産の除虫菊というハ
ープを練り込んだ蚊取り線香が誕生。合成原料が開発されるまで、農薬も含む防虫剤の原料として使われていました。この有効成分ピレスロイドは除虫菊を燃やしたときに発生し、昆虫の神経に働く毒で除虫していきますが、ヒトには無害でした。

はかに植物を利用した防虫剤として、欧米ではティーツリーやユーカリ・ラベンダー・シトロネラなどの精油やハープが虫よけとして使われています。いずれもその芳香成分を蚊やアブなどの虫たちが苦手としているようです。またゴキブリはグローブ・ペパーミント・レモングラスなどの香りが嫌いなようです。鉢植えでもハープの寄せ植えには虫が寄らず、虫食いの被害が少ないケースがあるようで、虫に香り攻撃が効くことがわかります。そんな虫よけハーブ剤の構成内容を見てみると、ユーカリのシトラス成分と柑橘系の香りが集中していることに気づきます。これは、イヌやネコが嫌うのと同じ香り。その相関性が気になるところです。

除虫剤としてもう1つ、においが利用されている例があります。それはフェロモンです。ゴキブリのように集合フェロモンを利用しておびきだし捕獲する。ハチのように天敵の警告フェロモンで虫の訪問を防御する。アリが獲物を見つけたときに仲間に向けてだす追跡フェロモンを利用して、一網打尽にするなど、いろいろと応用されているようです。 

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