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    <title>フェロモンと香りの疑問</title>
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    <updated>2011-06-20T19:34:52Z</updated>
    <subtitle>人の体臭は、食べ物、ホルモン、汗の分量などによって、それぞれに個性を発揮します。</subtitle>
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    <title>においによる&quot;嗅診&quot;は実用化できるのか</title>
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    <published>2011-06-20T19:27:37Z</published>
    <updated>2011-06-20T19:34:52Z</updated>

    <summary>糖尿病患者は甘いにおい。腎臓病患者はアンモニア臭と、ヒトの体は疾病のサインをにおいで表現しているようです。このようなにおいで疾病を診断できたら、どれほど患者に経済的にも身体的にも負担をともなわない診断方法として画期的なことでしょう。</summary>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://cream01.info/felmon/">
        <![CDATA[<p>
	糖尿病患者は甘いにおい。腎臓病患者はアンモニア臭と、ヒトの体は疾病のサインをにおいで表現しているようです。このようなにおいで疾病を診断できたら、どれほど患者に経済的にも身体的にも負担をともなわない診断方法として画期的なことでしょう。</p>
<p>
	以前から、イヌが嗅覚についてすばらしい能力を発揮することは知られていました。すでに警察犬や麻薬犬・遭難救助犬などの分野で、イヌの嗅覚が着目されて世界的に大活躍しています。そこで、このイヌの嗅覚をヒトの疾病発見に利用できないか？　またはその感知システムを機器に応用して取り入れることで、診断を簡易にすることはできるだろうか？　という研究テーマに着目しました。</p>
<p>
	そうしたときに実現に向けて役立ってくれる、すばらしい嗅覚のイヌが登場しました。彼女の名はマリーン。千葉県白浜町にある「StrSｕｇａｒ　福祉犬育成協会白浜育成センター」の佐藤悠二支部長が訓練した海難救助火です。</p>
<p>
	マリーンはヒトのがんの呼気を嗅ぎ分ける、がん探知犬第1号です。実験は、まず乳がん患者の呼気を10の6乗倍・９乗倍・12乗倍に薄めたものを詰めたパックを作成します。このパックは病院などで使われている「呼気採取パック」と同じものです。風船をふくらませる要領で息を吹き込むだけで、呼気を逆流させることなく採取できます。大気汚染のガスを入れて環境調査するときにも使われています。</p>
<p>
	その乳がん患者の呼気パックの中の1個と、健常者の呼気を詰めたパック３個とともに箱に入れて並べて配置しました。この配<span _fck_bookmark="1" style="display: none">&nbsp;</span>置をする人物は、実験に影響を与えないために、マリーンが知らないヒトが、マリーンほか実験に立ち会う人間もいないところで、配置にあたっています。これはイヌが無意識下のヒトの行動や癖も見抜き、そこから当たりの箱を判断してしまうこともありえるため、イヌの嗅覚以外の要素が作用することのない状況にする点に配慮しました。</p>
<p>
	その後、マリーンに注射器で採取したがん患者の呼気を嗅がせて、佐藤さんが命令します。</p>
<p>
	　｢探せ！」</p>
<p>
	マリーンは訓練されたとおりに注射器と同じにおいを見つけると、その箱の前でぐるりと回って、座ります。そこでその箱をメモします。</p>
<p>
	同じ段階をふみ、何回も実験は行われます。当たりの箱の位置もそのたびに変わります。12回ほど繰り返し、マリーンが疲れを見せ始めたので、この日の実験を終了し、呼気パックの配置場所と、マリーンが嗅ぎ分けた箱の位置を照合してみると、ほぼ100％正解でした。ほぼ、というのはどの箱の前でも座らずに戻ってきたケースと、探しあてるのにかなり時間がかかったケースがそれぞれ1回あったからです。この2つは10の12乗倍まで薄めたパックを探しあてるもので、さすがのマリーンも薄いと嗅ぎ分けるのに苦労するようでした。これはイヌの嗅覚がすぐれていても、酪酸のような強烈なにおいでも10の14乗倍になると感知不能ということがわかっています。はぼ無臭としかいえない「乳がんのにおい」が10の12乗倍まで薄められれば、どれほどすぐれた嗅覚をもってしてもお手あげでしょう。</p>
<p>
	次にがん探知センサーができることで、どれだけヒトの負担が軽減するかについて、乳がんの場合を例に説明しましょう。</p>
<p>
	乳がんの検査機器には、乳房のＸ線写真を撮るマンモグラフィという最新機器があります。これは視触診のみを頼りにしていた乳がん検診に新たな道を間いたものです。欧米ではすでに一般的にマンモグラフィによる検診が行われていて、早期発見により死亡率を減少させる効果が得られています。そのような状況を受けて、日本でも2004年からがん検診指針の一部が、乳がんについては40歳以上の女性に対してマンモグラフィ検診を行うことを原則とすると改正されています。</p>
<p>
	日本女性のがんの中でも乳がんは、1994年以来急増し、罹患率1位。死亡者数は年間1万人を越えています。その原因は遺伝的要因にプラスして、食習慣の変化や飲酒・タバコ・運動不足などの要因の増加が考えられます。こうした背景から、厚生労働省で約3千800万人の女性に受診をうながしているなかで、実際に受診しているのは260万人とその7％にすぎません。このように受診率が低い現状があるうえ、この検査には痛みをともないます。やわらかい乳房を専用のレントゲン装置ではさんで写真を撮りますが、これがとても痛いようです。特に<a href="http://www.deniasmovie.com/bust-up/" target="_blank">胸が小さい女性</a>ははさむのが大変で、「痛み」と「はさめなかったら恥ずかしい」という、受診をためらわせる2つの大問題を抱えています。</p>
<p>
	このはかにもがん検診は間題があります。1つはマンモグラフィ以外のＰＥＴ ・ ＣＴ ・ ＭＲＴ ・ 超音波・Ｘ線など、全体にいえることですが、診断の精度が撮影をする技師と読影をする医師の技量<span _fck_bookmark="1" style="display: none">&nbsp;</span>に左右されることです。画像がピンボケだったり、撮影角度が適切でなかったりすると、病巣が発見されないままに放置される危険があります。画像が示す警告を、医師が見逃してしまうこともないとはいえません。その意味で精度が高いとはいえないジレンマがあります。このほか、検査の過程で無理な姿勢を取らされたり、微量なりとも被爆のリスクがあったり、カプセルの中に閉じ込められる恐怖にも似た緊張感があったりと、検査にはけっこうな苦痛がともないます。しかも乳がん検診推進者が日をそろえていうことは、総じて50歳以上は効果がありますが、50歳以下は十分なデータがなく不明というのです。これで早期発見といって40歳から受診させる意味はあるのでしょうか？</p>
<p>
	また乳がんは肺がんと違い、レントゲン被爆の範囲は狭いので、レントゲン検査の弊害を受けることが少ないのですが、過去の統計から、乳がん検診は20回に1回は誤診が起こり、異常がない状態で乳がん宣告を受けてしまうことがあります。</p>
<p>
	そして、がんの最新の医療機器を使ったがん検診は多くが高額です。日本は世界1多くＣＴスキャンをもっている国ですが、ＣＴスキャンを受けることは被爆の危険性と表裏一体なのです。そのうえ、誤診が起こる可能性もあります。</p>
<p>
	このようながん検診のリスクを払拭できるのが、がん探知センサーなのです。これだと乳房にパッドをあてて体液を採取するだけです。あとは乳がんのにおいをそこから判別するだけ。ほかのがんでもその呼気を取り込むだけで、なんの苦痛もなく短時間で簡便に検査ができます。分析に技師や医師の技術は不要なので、見逃される心配も少なく、金銭的負担も少ないでしょう。</p>
<p>
	適切ながん診断のためにも、マリーンたちにがんばってもらい、１日も早くがん探知センサーが完成することを願います。<span _fck_bookmark="1" style="display: none">&nbsp;</span></p>
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    <title>香りやにおいに敏感な人は好き嫌いが多い！？</title>
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    <published>2011-06-20T19:23:04Z</published>
    <updated>2011-06-20T19:25:08Z</updated>

    <summary>味覚と嗅覚は表裏一体のものです。料理の香りを感じられるからこそ、おいしく食べられます。ヒトが成長して大人になると、これまで食べてきた経験則や知識で食べることもあります。</summary>
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        <category term="その他の疑問" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://cream01.info/felmon/">
        <![CDATA[<p>
	においに敏感な人は好き嫌いが多い、ということを示すデータはありません。</p>
<p>
	味覚と嗅覚は表裏一体のものです。料理の香りを感じられるからこそ、おいしく食べられます。ヒトが成長して大人になると、これまで食べてきた経験則や知識で食べることもあります。健康にいいから食べようとか、ナマコは見た目グロテスクだけど、こりこりとした触感がたまらないとか。</p>
<p>
	しかし、子どもは一般的に苦味や香味が強い食材を嫌うことが多いようです。その代表例がピーマンです。ただし、味がついていない水などでは、おいしい水がよくわかるといわれます。子どもの舌は、敏感か鈍感かどちらなのでしょう？</p>
<p>
	味は大きく５つに分かれます。甘み・塩味・旨味・苦味・酸味、このうち苦味と酸味は腐敗や毒性にかかわります。生物は基本的にこの2つの味が嫌いです。子どもが嫌う食材の味にこうしたものが挙げられるのは、本能的に危ないものは避けろということがすりこまれているのではないでしょうか？</p>
<p>
	香りについては、香味野菜が大人になるにつれて食べられるようになる人が多いこと(経験則によるもの)。かつ、猛毒をもつ山菜のトリカブト(無臭)とヨモギ(においあり)やドクダミ(においあり)がその葉の形状から間違えやすいことなどを考えると、なにかいわくがありそうです。はっきりはしないけれど、取りあえず食べるのはさけておこう&hellip;&hellip;。そうした本能の声があるのではないでしょうか？</p>
<p>
	調理師やシェフの方々は、ハープや香味野菜など料理の香りつけにも配慮します。それはおいしさに不可欠な要素としてとらえているからです。またこのような方々は、食べ物の鮮度にもこだわります。新鮮さとにおいの関係を熟知していて、硫黄やすえた酸味などの腐敗臭もごく低濃度の段階でわかりそうです。</p>
<p>
	原始社会では食品のにおいに敏感なことは生死にかかわる重要なことでした。よって好き嫌いではなく、においで危険なものは食べませんでした。いまは食の歴史から、危険なものとの選別が行われ、経験則によって選択でき、食と香りを過去よりも楽しめるようになりました。以上からにおいに敏感だと、好き嫌いが多いのではなく、安全に食物を選ぶことができること、繊細な調理を味わえるということ、などがいえるのではないでしょうか？</p>
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    <title>食べ物の賞味期限は、においで判別できるのか？</title>
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    <published>2011-06-20T19:18:39Z</published>
    <updated>2011-06-20T19:22:18Z</updated>

    <summary>生鮮食料品などを扱う、プロの販売業者や調理師の中には、経験則で状態を判断できる方がいるようです。これは検定制度の中に、においで鮮度を判断するという項目があるわけではありません。</summary>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://cream01.info/felmon/">
        <![CDATA[<p>
	生鮮食料品などを扱う、プロの販売業者や調理師の中には、経験則で状態を判断できる方がいるようです。これは検定制度の中に、においで鮮度を判断するという項目があるわけではありません。特に生鮮食料品の中でも熟成期間をおく肉の場合、まだ骨がついたままの肉の塊の熟成具合をにおいで判断し、出荷時期を見分けるようです。ただし、においはあくまでも判断材料の1つで、色や水分保有状態や触感などもあわせての判断となります。ほかにも魚や卵などを販売や調理現場で取り扱うヒトたちの中には、これらからにおう腐敗臭で判断するヒトもいますが、そのほかに目で得た情報もあわせて判断しています。もとより食品には消費期限表示が義務づけられていますので、においだけで判断すると<br />
	いうことはないでしょう。</p>
<p>
	しかし、昔の主婦の鼻はそれをしていたのではないかとの推測はあります。冷蔵庫がまだ普及していなかった昭和初期のことです。当時の人たちは買った日付と自分の鼻でにおいを嗅いで、食べられるかどうか判断していました。いまのように保存料などがまだ多くなかった時代です。腐りやすいものは早く食べる。買いおきはしない。こまめに必要な分だけを買う。旬のものを食べる。などの方法でしのいでいました。この鼻の感覚が鈍ると、夏場は家族で食中毒になってしまいます。一家の主婦は責任重大でした。</p>
<p>
	東京都庁には、昭和24年から現在までの食中毒についての発生件数と患者数の統計データがあります。これで見ると統計が取られ始めた昭和24～50年ごろまででは発生件数、患者数がともに高く、平成に入るとそのほぼ3分の1程度に減少しています。まで死亡者数で見ると、明らかに激減しているのがわかります。しかし、冷蔵庫の普及率との相関、保存料などの加工食品の市場流通の影響はここでははっきりとは見られません。よって昭和の主婦が嗅覚で食品の危険を察知していたと、このデータではいいきれません。また食中毒菌がついたからといって特別なにおいを発するわけではないので、においで食中毒を予防するということはできないことになります。</p>
<p>
	ただ、冷蔵庫がまだ普及していなかった当時の死亡率が高いのが気になります。それと同統計は、外来を訪れた患者で医師の判断による届け出をもとに構成されていることも。病院に行っていない潜在患者数がいまよりも昭和のころは多かったことではないでしょうか？　そしてスーパーマーケットができる以前は、食品には消費期限の義務表示などはまだ制度として存在しません。八百屋さんや魚屋さんが、その日仕入れたものをその日のうちに売りさばいていました。それらの食品は現在のように発砲スチロールのパックに入り、賞味期限のシール表示はありません。「お肉００グラムください」の量り売りです。その日のうちに食べきっていれば、問題はないのです。</p>
<p>
	これらの状況とあわせて考えると、食品の消費期限の表示がなく、防腐剤や保存料を使用した食品が少なくて、冷蔵貯蔵がいまより困難だった時代をすごしていた方々は、もしかしたら生鮮食料品や加工ずみ食品の腐敗臭を敏感に嗅ぎ分けていたのではと推測できます。嗅覚と、もちろん変色度合いやドリップなども目で見て、判断材料としていたのでしょう。当時の科学的データが残っていないのは残念ですが、近いのが現在の中国など近隣のアジア諸国です。これらの地域での聞き込み調査、官能テストをすることで、ヒトの嗅覚が発揮されることが裏づけ調査できるかもしれません。</p>
<p>
	温度や湿度は違いますが、その条件ができるだけ近い状況の国を選択して、原始的な状況の嗅覚調査が望まれます。ただ、対象国の人々の胃腸が日本人と比較してじょうぶだったとか、寄生虫など不衛生の環境にも強いとか、そういうオチにならないような配慮が必要です。<span _fck_bookmark="1" style="display: none">&nbsp;</span></p>
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    <title>トイレのにおいの元</title>
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    <published>2011-06-20T19:10:51Z</published>
    <updated>2011-06-20T19:17:21Z</updated>

    <summary>それはアンモニアです。アンモニアは窒素からなる化学物質で、ヒトの粘膜系を刺激するにおいをともないます。ツンとする部分はアンモニアの臭いです。カルキ臭については、尿素がたまって石化した尿石のにおいでしょうか？</summary>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://cream01.info/felmon/">
        <![CDATA[<p>
	それはアンモニアです。アンモニアは窒素からなる化学物質で、ヒトの粘膜系を刺激するにおいをともないます。ツンとする部分はアンモニアの臭いです。カルキ臭については、尿素がたまって石化した尿石のにおいでしょうか？</p>
<p>
	ここでにおいのもととなるアンモニアが、尿からつくられる過程をご説明します。ヒトの尿は約98％の水と、タンパク質の代謝で生じた尿素を約2％含みます。そのほかに微量の塩素・ナトリウム・カリウム・<a href="http://www.lions201v5.org/mineral/cat1/cat31/post-30.html" target="_blank">マグネシウム</a>・リン酸などのイオン、クレアチニン・尿酸・アンモニア・ホルモンで構成されます。排出して時間がたつと、尿素が細菌によって分解されアンモニアが発生します。これが、トイレの刺激臭のもとになります。</p>
<p>
	特に男性の場合など、うまく便器におさまらない尿が飛び散って、トイレの壁や床にしみつき、そこからアンモニアが発生し、トイレ全体にアンモニア臭が漂うというケースが考えられます。毎日使うものですので、気がついたらこまめにふき取ることをおすすめします。布には中和を考えクェン酸やミョウバン液などをしみこませてから、ふき取りましょう。またトイレ内からのにおいに対しては、かつてガンコなトイレの汚れにガッブリと取り組む強力な塩素系のトイレ用洗剤がありましたが、いまでは環境や人体に配慮した、おだやかな塩素系の製品もあるようです。</p>
<p>
	さて尿ですが、以前飲尿療法がはやりました。汚い排泄物を飲むなんて、不潔きわまりないと思います。でも、実は尿は腎臓で血液をろ過してできたもの。だから腎臓が健康な場合は、排出されてすぐなら無菌状態。切り傷からでた自分の血をなめることこ同じような行為ともいえるのです。ただ、そんな意外な一面をもつ尿も、空気や細菌にふれると分解し、激臭をともなうアンモニアヘと変化します。水の節約を考えて流すのを止めている方はご注意を。その結果、トイレにアンモニア臭が充満して、においが壁に付着。便器にも尿石が付着と、かえってそのあと始末に余計な出費がかかりそうだと思いませんか？</p>
<p>
	また、トイレの芳香剤には、よく金木犀の香りが使われていました。初代大量生産系芳香剤とでも名づけましょうか。これは水洗トイレではなかったころ、トイレの悪臭よりも強いにおいが金木犀しかなかったということのようです。中世のフランスの悪臭を、強い香水の香りでカバーする消臭の考え方と同じです。その金木犀の芳香剤は、最近ではあまり見かけません。それは、水洗以前を知る人に「金水犀＝トイレの香り」というイメージがしみついてしまったからです。その結果、トイレの芳香剤の主流は、金木犀からほかの香りに切り替えられました。</p>
<p>
	しかし、いまの水洗トイレしか知らない世代では、金木犀＝トイレの芳香剤イメージは払拭されています。いつの日かまた、トイレの芳香剤として金木犀が復活する日もめぐってくるかもしれませんし、部屋の芳香剤にグレードアップする可能性もあるでしょう。昔トイレの芳香剤で金水犀の香りを使っていた人が天国から、「ああ、歴史が繰り返している」とよろこぶか、「ああ、トイレの香りが、居間の芳香剤になるなんて」となげくことになるかは、神のみぞ知るでしょう。</p>
<p>
	補足として、昔よく「ハチに刺されたらおしっこをつけるとよい」といわれました。これは虫さされの薬にアンモニアが入っていることから生じた誤解では、と推測されます。薬に入っているアンモニア成分と尿のアンモニアとは性質が異なります。各種虫に刺されたときは、虫刺され用の薬を使いましょう。</p>
<p>
	ほかにも尿ネタでは「ミミズにおしっこをかけたら局部がはれる」がありますが、ミミズは地竜ともいい田畑の肥沃化には重要な生き物だったため、それを敬うことを子どもに意識づけるための、いたずらの抑止力的効果をもった言い伝えと考えられます。</p>
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    <title>家にある独特のにおいはどうして？</title>
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    <published>2011-06-20T18:21:56Z</published>
    <updated>2011-06-20T18:27:33Z</updated>

    <summary>職業臭のように毎日接している香りは知らず知らずのうちに壁に柱に家具に定着していき、その家独自の香りとなります。</summary>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://cream01.info/felmon/">
        <![CDATA[<p>
	においにはさまざまな性質があります。アロマテラピーで使う精油など、揮発性の高いにおいは、すぐに空気中に分散して消えていきます。それで、化粧品には揮発しにくいヨノンという物質が使われています。揮発しにくい消毒薬の原料であるオイゲノールは、残留しやすいにおいの代表格でもあります。知らず知らずのうちに取り扱い者の衣服や皮膚に浸透し定着していきます。</p>
<p>
	職業臭のように毎日接している香りは知らず知らずのうちに壁に柱に家具に定着していき、その家独自の香りとなります。</p>
<p>
	家族の生活習慣がしみついたのが家の独特のにおいなのです、ペットを飼っている家は、そのペットのトイレのにおいや生き物独特の体臭などが、家のにおいとしてしみつきます。ヘビースモーカーの家がタバコくさい、焼肉好きの家では肉の脂が焦げた香りがいつもするように、じわりと日々浸透しています。換気をよくしていても、毎日のことですから、においと換気・消臭のはてしない戦いです。一方でその家に暮らすヒトは、鼻がそのにおいに慣れてしまっているので、さっぱりわかりません。訪問者がきて｢なにかにおいますね｣と言われて初めて気づかされる、お恥ず<br />
	かしい事態を招きます。これが、シックハウス症候群にみられる、ホルムアルデヒドやトルエンなどの揮発既有機化合物など危険な化学成分のにおいなら、危険度も高いですから気づきます。さすがに｢この家、卵が腐ったような温泉のイオウのにおいがしますね｣ということはないでしょう。あったらかなり危険です。ベットやタバコや焼肉はその家に住む人の大好きなものなので、気づきにくいという落とし穴があります。困ったものです。</p>
<p>
	こうした家はまず換気を考えてください。そしてにおいの原因は、ペット(獣臭)、タバコ(煙)、焼肉(油煙)などです。</p>
<p>
	タバコを吸うときは外で吸う、焼肉や焼き魚などをするときは窓を開けて、換気扇を回す。そのうえで消臭剤をフル活用してください。また、香りは高温高湿度条件下で強く香りますので、この逆の状況では抑えられます。家ににおいがしみついてしまった場合は、エアコンをドライに設定し、低温低湿度に家の環境を整えてから訪問客を迎えると、においのトラブルを比較的抑えられるでしょう。</p>
<p>
	しかし、北国の冬など密閉性が高い住環境だと、なかなか換気が難しい場合もあります。北国でなくても、最近のマンションは気密性が高く、冬は同様の環境といえます。すき間風がある家は寒いけれども始終換気されていたので、においが外へ流れていたのです。しかし、いまはそのようなことはないでしょう。</p>
<p>
	人工的な消臭剤が苦手だという人は、強い香りでマスキングする以外の香りを使う方法があります。昔の日本では香をたいて、訪問客を出迎えるという習慣がありました。消臭剤の香りとはひと味違った、風流な演出としっとりと奥ゆかしい香りが、お客様にも喜ばれることでしょう。人工的な香り、消臭剤でマスキングをする以外にも、精油(アロマオイル)を使うと、自然なやさしい香りがたちこめます。テイーツリーオイルだと、蚊やダニなどへの防虫効果も期待できてうれしいですね。いまは安全性の面から、火を使わない電気のアロマポットもあります。精油のやさしい自<br />
	然の香りも、幅広く受け入れられる香りです。</p>
<p>
	また、鉢植えのハープもよい香りを産生します。ペパーミントやカモミールなども育てやすくていい香りを漂わせてくれます。自然に香るハープの鉢植えを、あちこちに置くのも１つの手でしょう。あとは、脱臭効果のある備長炭はオブジエとしても成り立ちます。玄関や居間にカゴに入れて飾る、または重曹などをガラスの器に入れて盛るなどすれば、さりげなくインテリア＋脱臭という合わせ技も使えます。</p>
<p>
	家の生活習慣がしみついたにおいは、なかなかとるのは難しいものです。意識して、においをつけないように配慮をすることが重要です。人工的な消臭剤を使わなくても、いくつかワザを利かせて対処はできます。来客時に香りでおもてなしができると思えは、すてきな習慣ではないでしょうか？</p>
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    <title>アロマテラピーは体への害はないのか？</title>
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    <published>2011-06-20T18:18:13Z</published>
    <updated>2011-06-20T18:21:03Z</updated>

    <summary>日本ではその治療効果を医師会などで正式にまだ認められてはいませんが、海外ではアロマテラピーを医療行為の1つとして認めている国もあります。よって、実は取り扱いに注意が必要なものなのです。</summary>
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    </author>
    
        <category term="その他の疑問" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://cream01.info/felmon/">
        <![CDATA[<p>
	日本ではその治療効果を医師会などで正式にまだ認められてはいませんが、海外ではアロマテラピーを医療行為の1つとして認めている国もあります。よって、実は取り扱いに注意が必要なものなのです。</p>
<p>
	セラピストを養成している学校では、まず精油(アロマエッセンシャルオイル)を直接肌に塗布することは禁止しており、かならずホホバオイルなどで希釈するようにと指導しています。これは濃度が濃いままで肌に塗ると、アレルギーなどによる湿疹や肌荒れなど肌トラブルを生じる危険性が想定されるからです。そのためオイルなどで希釈して使う場合でも、なんらかのアレルギー保侍者や皮膚が弱い方は、一度パッチテストをしてから使用を判断したほうが、トラブルを防げて安心でしょう。</p>
<p>
	アロマテラピーでは、<a href="http://www.kodadowd.com/funinsho/" target="_blank">妊婦</a>特有のむくみや妊娠腺の予防などにも効果があるトリートメントを施すことも可能です。しかしその一方で、ジュニパーなど排出作用のある精油もあります。こうした解毒作用があるものについては、流産など胎児への影響が懸念されますので、事前に医師と相談するはうがよいでしょう。</p>
<p>
	子どもへの影響については、最近ベビーマッサージがはやっているようですが、おもに希釈に使われるホホパオイルやアーモンドオイルを使っており、精油成分は入っていません。3歳までの幼児に対しては、部屋の中に香らせる芳香療法はよいのですが、塗布するのはすすめられていません。大人よりも弱い赤ちゃんの肌には、薄めても刺激が強いのでしょう。</p>
<p>
	そしてアレルギーの間題もあり、3歳児以上でも子どもへは大人よりもさらに薄めて使われているようです。同様に高齢者に使うときも濃度への配慮が必要です。</p>
<p>
	そして精油について、日本にはJAS法や日本薬局方のような製造に関する統一規格というものがありません。よって、合成の香料を配合したオイルと混同して使用するのはあまりおすすめできません。 100キロのパラの花びらからは、たった20mLの精油しか採れません。精油は蒸留法や超臨海抽出方法、まれに溶剤方法など、手間がかかるうえに採取される量もそれほど多くないのです｡そのため、オイルの質はある程度価格に反映されているということもできます。判断材料の1つとして検討してみてください。<span _fck_bookmark="1" style="display: none">&nbsp;</span></p>
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    <title>香りと天気・湿度の関係</title>
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    <published>2011-06-20T17:36:24Z</published>
    <updated>2011-06-20T17:47:36Z</updated>

    <summary>一般的に香水でもトップ・ノートとして使われるオレンジ系の香料はアルコールなど、揮発性の強い香り成分の代表選手は、すぐに空気に分散し、消えていきます。</summary>
    <author>
        <name>kk</name>
        
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        <category term="その他の疑問" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://cream01.info/felmon/">
        <![CDATA[<p>
	シルクロードで有名な中国のウイグル地方など、水がない砂漠地方では、乾燥しているためにお風呂に入らずとも体臭が気にならないといいます。都市伝説のようなまことしやかな話ですが、あながちうそではないのでしょう。</p>
<p>
	それは香りの性質によります。揮発性と粘着性という２大陸質から、湿度・温度との関係を考えてみましょう。</p>
<p>
	一般的に<a href="http://www.la-ruche-acl.com/felmon/" target="_blank">香水</a>でもトップ・ノートとして使われるオレンジ系の香料はアルコールなど、揮発性の強い香り成分の代表選手は、すぐに空気に分散し、消えていきます。一方で、同じ温度や湿度条件下でも、粘着性の強い代表選手ラスト・ノートとしてよく配合されるウッディ系の香りは、長くとどまります。また、温度が高いほど、においの空気中への発散が高まり、低いほど弱まります。切り花を買ってきて、においが薄いなあと思ったとき、手で花を温めてにおいを嗅ぐと、ふわっと香りが漂ってきます。この現象といっしょです。温度が高まると、香りは揮発するのです。</p>
<p>
	湿度については、湿度が高いほど香りはまとわりつくように残り、乾燥しているほどすぐに気化していきます。梅雨の時季の日本では、湿度が高く温度も年間平均よりも高い場合が多いので、香水をつけたときに、冬よりも香りは長く残りやすいということです。この時期に香水をつけるときには、香りすぎないように注意が必要です。</p>
<p>
	次にヒトの体臭を考えてみましょう。ヒトの体表では、活発に汗による体温調節が行われています。水が蒸気に変わるときには大量の熱が加わります。水1グラムの温度を１℃上げるには、1カロリーの熱量が必要です。水1グラムを０℃から100℃に上げるには100カロリーがいることになります。でも100℃の水1グラムを同じ温度の水蒸気に変えるには、500カロリー以上の熱が必要なのです。約5倍以上の熱量が、水蒸気化に費やされます。汗に戻りますと、体表から水分が汗としてしみでて、蒸発するときにこれに相当する熱量が放出されることになります。体温は、署いときにはこうして体内にこもる熱を放出することで、下げて維持されているのです。</p>
<p>
	ミツバチの例を取ると、ハチたちは巣穴の中で羽で風を送りながら巣を冷やします。巣穴の温度が20℃台後半に達すると、送風だけでは冷やしきれず、今度は水を外にくみにいきます。帰巣したハチたちは水を巣に吐きだして、薄い水の膜や水滴をつくったあとに羽で風を送り、気化させることで巣を冷やしているのです。</p>
<p>
	よく見かける、ネコやネズミ類が体をなめている光景は、毛づくろいだけではなく、この蒸発作用をうまく利用して唾液が蒸発する効果で体温を調節するためのものなのです。ただ、イヌにはこうした器官がないため、短く呼吸をしてのどから蒸発させて熱を発散する方法を取っています。</p>
<p>
	さて、ヒトの場合はどうでしょう？　汗をかかなくてもヒトは1平方センチあたり１時間で5ミリグラムほどの水が蒸発しています。季節によりますが、ヒトは平均して１日に1Lの汗をかいて体温を調節しています。外の気温の状態に応じて、汗をかくことで急激に体を冷却するしくみには、大事なポイントが1つあります。それが湿度です。湿度が高くて、汗が皮膚表面につく速度よりも早く蒸発できず、皮膚を流れ落ちてしまうと気化熱によるこの冷却作用ができなくなるからです。サハラ砂漠のような体温よりも温度が高い、熱波の厳しいところでは、ヒトは座っているだけて<br />
	１日に約8Lの水分が蒸発していきます。運動した状態だと、１日に約16Lの水分を失います。常に水分補給をしていかないと、脱水症状で干上がってしまいます。約4Lの水を失うだけで、疲労と発熱に至ります。約8Lを失うと、意識がもうろうとして呼吸困難が始まります。約11Lになると、応急処置がないともうだめです。</p>
<p>
	こんな状況なのになぜ、ヒトはサハラ砂漠のような場所でも生きていけるのかというと、段階をふんで暑さに体を慣れさせていくことで、多量の発汗をしても生きていけるように体を高温乾燥状態になじませることができるのです。この適応によって、ヒ卜の汗の状態も塩分の浸出が抑えられて、カリウムとともに体内に残り、恒常吐の維持が可能になるのです。</p>
<p>
	サハラ砂漠という環境下でも、ヒトが生きていけるのがおわかりでしょうか？</p>
<p>
	高温低湿度の砂漠で生きていくように機能しているヒトの<a href="http://www.annhl.com/deodorant/" target="_blank">汗</a>は大量にかいても塩分濃度が低く、すぐに気化してしまうため、体表で微生物がさまざまな活動を行えるほどの水分を皮膚上に残さないのです。ワキなどのアポクリン腺や皮脂腺からしみてこ分泌物も、乾燥状態で死滅寸前の微生物に分解されることなく、乾燥して垢とともに体から抜け落ちていきます。</p>
<p>
	<a href="http://dental01.info/nioi/" target="_blank">体臭の原因</a>となる微生物による腐敗や酸化が起こらず、そのうえ汗もすぐに気化してしまうので、無臭とはいえませんが、体臭はそれはどきつくなる要因がないといえます。また鼻の粘膜も乾燥状態だと、においへの反応が鈍くなります。</p>
<p>
	環境条件によって、ヒトの体質変化と皮膚表面などの状況変化が起こり、そのうえ鼻の状況も変化し、これにより乾燥地帯ではお風呂に入らなくても、熱帯地方はどにおいがきっくならず、気にならなくなるのです。しかし砂漠地方では、ヒトの体臭がまったく気にならないということではありません。なぜなら、アラビアでは9世紀ごろには、香りを楽しむためのパラ水がありました。</p>
<p>
	また10世紀には精油の蒸留方法をイブン・シータが発明。十字軍の遠征とともにヨーロッパヘと伝えられ、現在のアロマオイルの原型となっています。香水の希釈となるアルコールも、アラビアの発明です。また日本の香道と同様に香料である沈香や乳香を火にくべて、その香りや時にはその煙の香りまで楽しんでいます。香りが飛びやすい高温乾燥地帯だからこそ、長く続く香りに試着し、数々の発明品が登場したのかもしれません。</p>
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    <title>世界には日本で嗅げないにおいがある</title>
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    <published>2011-06-20T17:03:53Z</published>
    <updated>2011-06-20T17:20:08Z</updated>

    <summary>麝香とは、ロシア・チベット・ネパール・インド・中国などに生息するジャコウジカの腹部から香嚢（ジャコウ腺）を採りだし乾燥させたものです。</summary>
    <author>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://cream01.info/felmon/">
        <![CDATA[<p>
	強烈な刺激臭をもち、ホテルに出入り禁止を言い渡されている果物があります。それはドリアン。果物の王様とも称されるこの果物は、実際ものすごいにおいです。その一方で、クリーミイな舌ざわりと濃厚な味わいがあり、日本でも高級果物として販売されています。原産国とは気象条件が違うせいか、ホテルににおいが残るくらいの強烈さは、日本では影をひそめています。ポピュラーではないせいか、タイのようにホテルにドリアン出入り禁止マークが貼られている光景は見あたりません。</p>
<p>
	日本には各国のレストランが出店し、本場さながらの味を再現しています。海外に行かなくても、タイのコブミカンの葉やシャンツアイ(香草)などのアジアンハーブを使った現地料理を堪能できます。しかし、ことドリアンに関して、現地の風味を味わうことは難しいのかもしれません。やはり現地におもむき、湿度や温度の高い、肌にまとわりつくような熱帯の空気の中で感じなければ、本当のドリアンの激臭は体感できないのです。<br />
	　文化や習慣によって受ける衝撃をカルチャーショックといいます。テレビで世界を疑似体験できるいまでは、死語ととらえられるかもしれません。海外旅行に気軽に行けなかったころは、東南アジアや中近東のスパイスがこの類に入る、旅して初めてわかる衝撃的な香りでした。現在、世界各国の料理店が軒をつらねる日本で手軽に現地の味を追体験できるようになり、その衝撃ははかつてほどの威力はなくなりました。　しかしドリアンの例は、温度や湿度条件によって揮発状況が違ってくる｢におい｣だけは、輸入してもその再現が不可なのだと教えてくれます。インドのスパイスミックス、カレーの味を支える鍵、ガラムマサラもしかり。これは彼の地では袋に詰められて道ばたに露出され、販売されていま<br />
	す。路上の砂ぼこりゃ空気中に舞うチリなどが、スパイスの香りに現地の深みを加えている可能性はいなめません。</p>
<p>
	また、日本で体験できないにおいの中には、ワシントン条約（絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約）で輸入が禁止されているものが挙げられます。それは聾香です。いま私たちが嗅いでいる爵香のにおいは、合成ムスクか、ほんの少々飼育されているジャコウジカから採れる春香か、そのほかの類似した動物から採れる春香ということになります。</p>
<p>
	麝香とは、ロシア・チベット・ネパール・インド・中国などに生息するジャコウジカの腹部から香嚢（ジャコウ腺）を採りだし乾燥させたものです。１匹からたった30グラムしかとれない麝香の<span _fck_bookmark="1" style="display: none">&nbsp;</span>特徴は、乾燥してアンモニア臭が抜けると、甘く芳しい香りが長く続くこと。興奮作用や強心作用、男性ホルモン様作用といった薬理作用の点から、インド・中国では有史以前から香料や漢方薬としての使用歴があり、アラビアでも12世紀ごろから香料として重宝されていました。日本でも漢方薬として一般に市販されている、誰もが知っているとても身近な薬品に配合されていたのです。</p>
<p>
	それがこの成分の採取のためにジャコウジカは乱獲され、かつては年間1万～5万頭もいたとされていたものが、ついに絶滅の危機に瀕してしまいました。そのため、ワシントン条約の附属書Ｉの取り扱いとなり、この地域のジャコウジカの商業目的の国際取引は原則禁止です。</p>
<p>
	日本は1980年11月にワシントン条約の締結国になりました。箭香は漢方薬として使用していることから、契約当初、ペッコウの原料となるウミガメやタイマイ、薬効のあるジャコウジカなどの9種を留保していました。その後、段階的に条約を受け入れる体制を整え、1994年7月末のタイマイを最後に、留保を全撤回しています。</p>
<p>
	現在、香料使用の麝香の甘い香りは、その香料成分ムスコン、「（Ｒ）3－メチルシクロペンタデカノン）と構造は違いますが、よく似た香りの合成香料である合成ムスク「キシレンムスク（1-tert－ブチルー3.5－ジメチルー2､4､6－トリニトロベンゼン）」などが使用されています。動物由来で似たような<a href="http://www.la-ruche-acl.com/felmon/" target="_blank">香り</a>をたす動物にジャコウネコやジャコウネズミ、ジャコウアゲハが挙げられます。</p>
<p>
	地球の肺と称されるアマゾンに生息するクスノキ科の香水ローズウッドも、同様にワシントン条約で2007年に規制の対象となりました。年々乱獲のためにその種の保存が危ぶまれてきているからです。原産地であるアマゾン熱帯雨林の約70％が集中しているブラジルでは、近年牧畜・大豆などの換金作物のための焼き畑農業などで、酸素供給源となる森林の伐採が進んだため、現在はその保護に着手しています。またアマゾンの豊富な薬用植物が各種薬剤などのもとになるため、この種の保存から輸出規制に取り組んでいます。</p>
<p>
	ローズウッドは、もとはお隣のフランズ領ギアナ産のローズウッドが有名で、精油用途や楽器・家具などの木材に使用されていました。しかし乱獲のため絶滅危惧種になり、1920年以降ギアナ産はほとんど生産されなくなりました。それに取って替わったのがブラジル産です。ギアナ産とは多少香りが異なるブラジル産も、現在はギアナ同禄の道をたどり、絶滅の危機に瀕していることから、ワシントン条約締結国際会議において審議され、この附属書Ｉの扱いで保護することとなりました。</p>
<p>
	はかには日本の食品衛生法上や検疫で、持ち込みが禁止される動植物、畜産物加工食品などがあります。農林水産省の管轄の検疫では、タイのマンゴーで基準に応じた消毒処理を施しているものは、個人で持ち込みができるようです。逆にオーストラリアのマンゴーは全面禁止です。厚生労働省の管轄の検疫では、鳥インフルエンザやＢＳＥ問題が確認された欧米諸国から肉類の加工品が禁じられています。これらの食品も、やはり現地に行かなければわからないにおいに入ります。このほかに外来生物法で、国内の種の保存を脅かすような動植物も持ち込み禁止です。</p>
<p>
	外来生物法で危機的状況になるのがトマトです。ハウス栽培のトマトの受粉に使われていた西洋オオマルハナバチ(以下マルハナバチ)が、2005年にこの外来種規制の対象となりました。虫媒花であるトマトがハチを使うことで、ハウス栽培でも自然の形で受粉できるのは大きなメリットでした。それまでの水っぽいと悪評だったホルモン受粉(自家受粉)のトマトよりも、昔ながらの酸味や甘みが濃いトマトの味に近いということで、順調にマルハナバチトマトは市場を伸ばしていたのです。しかし、この規制は使っていたトマト農家にショックを与えました。これを受けて現在ては、在来マルハナバチ種への切り替えや、虫媒風媒を必要としない単交配種の採用なども行われています。これにより、近い将未にトマトの風味がまた変わることがあるかもしれません。</p>
<p>
	最後に日本に絶対持ち込んではいけない最たるものは｢拳銃」です。警察官でもむやみに発砲することがなく、射撃場もないので、一般市民が拳銃を撃つ機会はありません。よって、射撃したあとの薬莱から漂う火薬臭は、ハワイや韓国に行かなければそのにおいを体験できないでしょう。また日本は国境が海の島国であるため、国境越えのときに感じる国と国の香りの違いも、行ってみなければわからないにおいでしょう。<span _fck_bookmark="1" style="display: none">&nbsp;</span></p>
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    <title>日本にしかない香り</title>
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    <published>2011-06-20T16:49:43Z</published>
    <updated>2011-06-20T16:59:34Z</updated>

    <summary>ワサピの香りは和食が世界的に流行しているいまでこそ、世界をめぐっていますが、それまではほぼ日本固有のものでした。</summary>
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        <name>kk</name>
        
    </author>
    
        <category term="その他の疑問" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://cream01.info/felmon/">
        <![CDATA[<p>
	学名｢ユートレマ・ジャポニカ｣。または[ワサビア・ジャポニカ」日本原産のこの植物はおわかりですね。そう、日本独特の料理、お刺身には欠かせない薬味です、このワサピの香りは和食が世界的に流行しているいまでこそ、世界をめぐっていますが、それまではほぼ日本固有のものでした。</p>
<p>
	ほかのアジア圏でも、ワサビを食べる習慣はなかったようです、というのは、ワサビのつ～んと鼻に抜ける刺激臭が、お隣の韓国でさえ、なじみがなかったからとか。唐辛子の舌への刺激とワサビの鼻に抜ける刺激は別ものです。アジア圏ではワサビ特有の変わった刺激になじめなかったことなどが、推測できます。欧米にもなかなか広まらなかったのは、味噌・醤油などの和食の基本の発酵食品臭に慣れていない外国人には、日本食が受け入れられていない状況からでした。</p>
<p>
	その後、世界的な健康食嗜好の高まりから和食にスポットがあたり、欧米で特にSUSHＩブームが起こり、農林水産省が日本食認証制度までだして、その質の維持に努めることにまで発展していますから、世の中はどのように変化するかわかりません。来日しだ外人が｢母国よりも安い白と嬉々として回転寿司をほおばる姿は、見ていてうれしいような、魚を食べっくされてしまうような、複雑な心境です。もちろん、寿司はサビ入りです。この和食ブームにより、ワサビもＷＡＳＡＢ１として欧米で広まっています。しかしアジアの仲間の国ではどうでしょうか？　ショウガやコショ<br />
	ウ・唐辛子・ニンニクなど、アジアではアジア圏特有のスバイスを使った料埋かつくられています。でも和食の普及とワサビについては、まだ欧米ほどのニーズはないようです。</p>
<p>
	味覚と嗅覚が表裏一体のように、食文化の輸出がなければ、まずその国特有の料理に関する香りの伝播もなさそうです。醤油・味噌・納豆・日本酒などの発酵食品は日本特有のもの。ただし、醤油や味噌は、中国や韓国などの北方アジア圏では少し変わった形を取って展開されていますので、日本特有といえるのは日本酒の香りに絞り込めるでしょう。</p>
<p>
	ただ醤油については、外国人が｢日本の空港に着くと、醤油の香りがするjとよくいうようです。日本人と醤油は、切っても切れない関係なので、ここはやはり、日本酒とともに醤油の香りを日本特有の香りとして、ランク入りさせる必要がありそうです。</p>
<p>
	嗜好品では緑茶が日本特有の香りをかもしだしています。お茶<span _fck_bookmark="1" style="display: none">&nbsp;</span>大国、中国にも緑茶はありますが、日本の多くの茶どころでは摘んだお茶を蒸すのに対して、釜煎りの方法を取っています。中国のお茶は香りを重視した製法で、日本よりも多くの回数浸出させて飲むことができます。一方で、日本の緑茶は味を重視した製法で、まろやかでふくよかなお茶の味を楽しめます。その緑茶を粉末にした抹茶こそは日本独自のもの。アイスやクッキーに見られる抹茶フレーバーのお菓子は、日本オリジナルの味です。</p>
<p>
	また、葉茶や茎茶を炒った、香ばしいお茶・ほうじ茶は日本独自のもの。またこれに玄米を入れた玄米茶の香りもあわせて日本に特有のお茶、日本固有の香りといえます。日本固有というだけなら、昆布茶もあるのですが、あの微妙な香りをどう表現していいのか、どちらかといえば、昆布には旨味を任せるとして、この場は含まないことにしましょう。</p>
<p>
	また、葉や花を塩漬けにしてお茶や和菓子に使用する、日本を代表とする花、桜も日本ならではの香りといえるでしょう。環境省は平成13年に日本固有の香りと風景を伝えるために、｢かおり風景100選｣を全国47都道府県から募集しました。選ばれた中には、国内シェア70％を誇る静岡県松崎町の桜葉の塩漬けの香りが入っています。</p>
<p>
	最後に日本式家屋ならではの茅葺屋根と畳にご登場願うことにしましょう。いまでは数少ない日本の原風景である茅葺屋根のにおいは、干しわらなどのにおいに似ているそうです。またあの葺き替えたばかりの青々とした畳のにおいは、若草のすがすがしいにおいがあり、さわやかでいいものです。ただ残念なことに、価格の面で中国産原料に取って代わられていることです、日本独特の文化遺産が海外からの資材でまかなわれているのは、資源がとぼしい国の悲哀を切に感じてしまい残念です。</p>
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    <title>無臭には基準がある</title>
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    <id>tag:cream01.info,2011:/felmon//2.38</id>

    <published>2011-06-07T12:56:59Z</published>
    <updated>2011-06-07T12:59:09Z</updated>

    <summary>においの強さを表すときの基準として使われる数値があります、これを闇値といいます。</summary>
    <author>
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    </author>
    
        <category term="消臭について" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://cream01.info/felmon/">
        <![CDATA[<p>
	においの強さを表すときの基準として使われる数値があります、これを闇値といいます。閥値は嗅覚(におい)を起こすために必要<br />
	なにおい物質の最小濃度を示します。閥値は容積の割合で得られます。単位はppm(100万分の1)。そのほかに空気1L中に含ま<br />
	れるにおい物質の重さ(グラム数)や、空気1立方センチあたりのにおい物質の分子量で表す場合もあります。</p>
<p>
	閥値には2種類あり、においがあるのはわかるけれど、なんのにおいかまではわからない場合の検知可能闇値と、なんのにおいか<br />
	まで判定できる場合の認知可能闇値があります。また、個人の嗅覚による個人嗅覚閥値、正常な嗅覚をもつ複数の人の半分以上が<br />
	感知できる濃度を表す半数嗅覚闘値があります。これを前提にして、においの感覚的な強さは右表の6段階に分類されています。<br />
	　このにおいの場合、臭気強度がちょうど1段階上がるごとに値も約7倍ずつ上がっていることがわかります。しかし、この段階分<br />
	けは人間の感覚に依存しているもので、すべてのにおい物質がこのような結果になるとはかぎりません。また、同じような理由で、<br />
	強度｢1｣と強度｢2｣の差が、強度｢3｣と強度｢4｣の差とかならずしも一致するとはかぎりません。</p>
<p>
	悪臭を判断するのも、ヒトの鼻で行っています。 2002年に東京都は関係条令を改正し、都市部で増えている飲食店などの苦情に<br />
	対応するために悪臭防止法の規制基準にヒトの鼻で悪臭を感じるかどうかを判断する、臭気指数方式を導入しました。この臭気<br />
	指数とは対象になる場所で採取した空気を徐々に薄めて、６人以上の判定員ににおいを嗅いでもらい、悪臭と感じる濃度から算出<br />
	する方法を取っています。意外にもにおいの判断は精神的状況や健康状態に左右される、ヒトの鼻にゆだねられているのです。あ<br />
	いまいさが少しおわかりいただけましたでしょうか？</p>
]]>
        
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    <title>完全にタバコのにおいを取る方法</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://cream01.info/felmon/deodorization/post-33.html" />
    <id>tag:cream01.info,2011:/felmon//2.37</id>

    <published>2011-06-07T12:52:02Z</published>
    <updated>2011-06-07T12:56:07Z</updated>

    <summary>空気中に煙として漂っているときにしみつく前の手段として、空気清浄機などでの換気や、濡れタオルを部屋でぐるぐる回して、タールやニコチン成分をタオルに吸着させてしまうといった方法があります。</summary>
    <author>
        <name>kk</name>
        
    </author>
    
        <category term="消臭について" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://cream01.info/felmon/">
        <![CDATA[<p>
	タバコのにおいはタールの揮発性粘着成分がしみつくことで発せられます。国産タバコの中でいちばんタールの含有量が多いセ<br />
	ブンスターでは、タールが1本あたり31.4ミリグラム、ニコチンは2.66ミリグラム、副流煙中に発がん性物質のベンツピレンは113<br />
	ナノグラム入っていることがわかっています(平成11～12年｢たばこの成分分析について｣厚生労働省調べ)。１本吸っただけでも<br />
	口の中にいがらっぽいような成分が残るのは、吸った経験があればおわかりでしょう。この粘着質のタール成分が間題なのです。</p>
<p>
	タパコには強い中毒症状を起こし、継続使用に向かわせる麻薬的な成分ニコチンを始めとした、約400種類といわれる含有成分を含みます。その中でも有害にして間題児がタールなのです。</p>
<p>
	タールとは油匪液状の複合成分です。発がん・毒性物質でもあるタールは、タバコに含まれる粒子分子のうち、フィルターに茶色く付着する、いわゆるヤニのようなべっとりしたものの総称です。ベンツピレンなどを始めとして100種類以上の発がん物質やニコチンを含む粒子で、煙中ではエアロゾル状になっています、ニコチンは油状無色の吸湿性液体で20℃で気化し、空気にふれると茶色になります。コカインと同様の、麻薬的な精神作用をもっています。</p>
<p>
	タールは油状液体ですが、浸水性がありますのでこまめに水ぶきしたり、洗濯・洗髪することで、部屋や家具、洋服や髪についたヤニくささを取り除くことができます。また空気中に煙として漂っているときにしみつく前の手段として、空気清浄機などでの換気や、濡れタオルを部屋でぐるぐる回して、タールやニコチン成分をタオルに吸着させてしまうといった方法があります。</p>
<p>
	またいまは、エアコンも空気清浄機能や活性炭フィルターつきのものが多くあります。こうした機能を積極的に利用しましょう。また活性炭やコーヒー、紅茶の出がらしはこうしたにおい成分を吸着しますので、気になる部屋には多めに置くのもいいかもしれません。しかし、あくまでも積極的にヤニ成分を吸着しにいくものではなく、受け身に徹しているものです。ヘビースモーカーで、強力なヤニをしっかり部屋から除去したい場合には、空気清浄機やエアコンにがんがん吸い取ってもらうのがいちばん強力です。電気代はかかりますが、タバコを吸うための必要経費ととらえてみてはいかがでしょう？</p>
<p>
	そうした努力を横着していたためにヤニが部屋の壁にしみついてしまった場合は、思いきって壁紙を変えるというのも1つの手です。また、天井の木や白木に付着してしまったヤニは、エコ家事では酢水。または住宅用洗剤や漂白剤などで取れるそうです。天井に漂白剤をかけて磨く場合は、危ないので業者に頼むのがベストでしょう。</p>
<p>
	衣類や髪の毛は、こまめに洗うことで対応できます。服にしみついて、酢水や洗剤で洗っても取れず、香水などを軽く吹きかけてもタバコのにおいが残るようでしたら、それはすでに繊維の中までヤニ成分が浸透してしまっている状態です。ここまで浸透してしまったら残念ですが、より強い香水でマスキング処理して、だましながら着ていくか、思いきって処分するかを選択してください。髪の毛については、女性向けにタパコのにおいに対応する整髪剤やヘアスプレーなどが市販されています。</p>
<p>
	最後に、タバコは健康を害するとパッケージに表示され、ＷＨＯ(世界保健機構)でも危険性を指摘している、唯一の嗜好品です、嗜好品としてこの世に生まれたからには、長く人類に愛される存在理由呻毒性でし上うか)もあるのでしょう。しかし、発がん性を始め、疾病との関連性がわかるにつれて、日本での成人の喫煙率は1966年ごろ(｢男性83.7％、女性18.0％｣をピークに、2006年では全体で26.3％(男性41.3％、女性12.4％)と減少傾向にあります(JT調べ)。</p>
<p>
	また、日本国内のタバコ販売数量は、1996年度の3483億本をピークに少しずつ減少しており、2007年度には2700億本(国産1749億本、外国産950億木)に至ります(日本たばこ協会の資料)年々減ってはいますが、2002年の米国では23.6％(男25.7％、女5％、2002年度ＷＨＯ調べ)と、日本の減少している2006年でもたちうちできない数字に驚きます。タバコ王国＝米国と信じていたのに、あっさりと米国に裏切られたような印象です。</p>
<p>
	タパコのにおい取りについてこうして調べてみると、なにも1箱1000円に値上げしなくても、タバコはけっこう高くっく嗜好品のようです。</p>
<p>
	2006年4月からは日本でも喫煙者は患者と認められて、禁煙外来もでき、禁煙椙談に保健もきくようになりました。ここらで1つ、思いきって禁煙にトライしてみるのはいかがでしょうか？<span _fck_bookmark="1" style="display: none">&nbsp;</span></p>
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    <title>なぜタバコのにおいは、なかなか消えないのか</title>
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    <published>2011-06-07T12:46:27Z</published>
    <updated>2011-06-07T12:51:06Z</updated>

    <summary>タパコのにおいが消えない理由には、付着するものの性質も考えられます。空気中に浮遊するタバコの煙の粒子は電気を帯びて
います。同じように帯電しやすいのが髪の毛や衣服です。</summary>
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        <category term="消臭について" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://cream01.info/felmon/">
        <![CDATA[<p>
	甘辛いタレとウナギ脂の焦げたにおいが、もくもくと立ちあがる煙とともに漂ってきて、食欲をそそられてついつい、ウナギ屋さんの前で立ちどまったことはありませんか？</p>
<p>
	焼き鳥も、鳥の脂が焦げた香ばしさとジューツと焼ける音にああ、焼き烏とビールで1杯やりたいなあ、と心くすぐられたことは？　野外パーベキューも同様に肉の脂が焦げるにおいは食欲をそそります。でも困ったことにこの煙がにおいとともに髪の毛や服についてしまうことが多いのです。まさか、屋外に焼肉屋でよく見る無煙ロースターを設置できませんしね。</p>
<p>
	これら食べ物の脂のにおいの煙とは、油性と水溶性という極性面が違っていても、タバコ同様に煙がにおいの犯人です。</p>
<p>
	煙は有機物などが不完全燃焼したときにでる微粒子を含んだ空気のかたまりで、その含むものによって灰色や黒色の煙がでます。
	煙が黒色になるのは炭のススが含まれているからです。このススを利用して書道に使う墨汁がっくられるなど、煙はかならずしも
	悪者というものではありません。</p>
<p>
	さて、タバコの煙には有毒物質ベンソピレンを含むタール成分を始め、約4000種類以上の化学物質が含まれています。気になる
	のは有害な化学物質で200種類超。この中でベンゾピレン、メチルエチルニトロソアミン、ジメチルニトロソアミンなど発がん性がわかっているものだけでも43種類にのぼります。タール成分はがんの原因になる発がん性物質のかたまりなのです。吸い込んだタバコの煙は肺に付着し、どす黒く変化させたうえにその働きを低下させます。１日に20本のタバコを吸う人ヒトは、１年でおよそコップ1杯分のタールを身体の中に入れているという、恐ろしい報告もあります。タバコを吸うヒトの歯が黄色くなっている理由も、同じです。口の中のタール成分がこびりついているのです。</p>
<p>
	ところで、タバコの煙は大きく3種類に分かれます。喫煙時にタバコやフィルターから口腔内に入るのが主流煙。酸性です。口から煙として吐きだされると呼出煙。火がついたところから立ちのぼると副流煙となります。副流煙は、アルカリ性で目や鼻などの粘膜に刺激を与えます。この副流煙に有害成分が多く含まれていて、曲者なのです。</p>
<p>
	煙は主流煙にしろ副流煙にしろ、いずれもエアロゾル(液滴)の形状の｢粒子相｣と、気体からなる[気相]に分けられます。元来、タール成分は無臭の液体ですが、タバコの刻み葉の中にいるときはまだ液状ではありません。そして性質は温度で変化します。タバコの火熱でいぶされて煙成分の中の粒子として、ともに空気中へ流れます。空気にふれると、茶色に変色します。空気中に煙の中で浮遊しているタール成分が空気清浄機や風が吹いて外に飛ばされないかぎりは、部屋の中を漂います。そうして身近にあった髪の毛や衣服や周りの柱や壁にたどりつき、着地します。その後、髪の毛などに付着したタール成分は、温度が下がるにつれて液状に戻っていきます。</p>
<p>
	そのまま放置すると、髪の毛や衣服の繊維や柱の本の中に、壁紙にじわじわっとしみこんでいきます。こうして長年の間にしみこんだタール成分は、何度洗濯をしてもふき掃除をしても、取りにくくなってしまうのです。</p>
<p>
	タパコのにおいが消えない理由には、付着するものの性質も考えられます。空気中に浮遊するタバコの煙の粒子は電気を帯びて
	います。同じように帯電しやすいのが髪の毛や衣服です。このようなものにしみつきやすいのは、その帯電性質からなのです。帯電しやすいか、しにくいかについては、静電気が起きやすいものを考えて判断してください。</p>
<p>
	しかし、タパコのにおい物質タール成分は、水溶性ですので、タバコの煙に汚染されたな、と思ったらすぐに髪は洗髪を、衣服は洗濯を、手や日は洗浄すれば、においは残りません。でも放置しておくと、髪の毛や衣服の繊維の中まで浸透してしまい、洗っても落ちにくくなります。</p>
<p>
	皮膚は髪の毛と違う構造ですので、内部まで浸透しませんが、角質層にしみつきます。この場合は垢や角質層を落とせばよいで
	しょう。柱となっている白水などの場合、表面に付着するだけではなく、内部に浸透してしまった場合には落とすのは難しいのです。壁紙の場合は、取り替えることで手を打てそうですね。</p>
<p>
	こんなところまで！　と思う意外な家電製品にも、タバコの煙は付着します。タバコの煙の中のタール成分などの粒子はプラスイオンの電子が帯電しています。</p>
<p>
	タバコのにおいを防ぐいちばんの方法は、近寄らないこと、2003年から健康増進法が施行され、受動喫煙の防止のために各施設において、分煙または喫煙場所を隔離するように、国は事業者に指導しています。そのため会社では分煙で守られていますが、路上ではまだまだ駅周辺以外の禁止地域は少ないのが現状です。風向きを調べて、喫煙者よりも風上に避難しましょう。</p>
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    <title>加齢臭を消す香りは？</title>
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    <published>2011-06-07T12:41:02Z</published>
    <updated>2011-06-07T12:45:36Z</updated>

    <summary>歳を取ると汗や古くなった頭皮、皮膚などの老廃物が加齢によって十分に分解できなくなり、発してくる腐敗臭もあります。こういった加齢臭は衣類に付着することが多いので、毎日同じスーツを着ると、そのスーツに加齢臭がしみついてしまいます。</summary>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://cream01.info/felmon/">
        <![CDATA[<p>
	オヤジくさい。その原因として注目されているのが加齢臭のもと｢ノネナール｣です。研究が進み、このにおいを消す商品も活況を呈しています。高齢化社会におけるアンチエイジングの1つとして気になる加齢特有のにおいの根源がわかるやいなや、その対処法への関心はますます高まる一方です。このノネナールのにおいのもとをたどると、整髪剤のポマードに近づきます。いまやあまり見かけ(におわ？）なくなりましたね。妙な偶然ですが、ポマードはオジサンの香りの代表格ととらえられていました。ポマードくさい＝オヤジのにおい、というように。</p>
<p>
	そのノネナールは、ヒトの汗腺の近くにある皮脂線からでる脂肪酸が年齢とともに酸化した結果、｢9－ヘキサデセン酸｣という脂肪酸が増加します。同時に過酸化脂質も増えます。そうしてパルミトオレイン酸と過酸化脂質が結びつくことによって分解ヽ酸化され、ノネナールが生成されるのです。</p>
<p>
	これに加えて、歳を取ると汗や古くなった頭皮、皮膚などの老廃物が加齢によって十分に分解できなくなり、発してくる腐敗臭もあります。こういった加齢臭は衣類に付着することが多いので、毎日同じスーツを着ると、そのスーツに加齢臭がしみついてしまいます。できればワイシャツとともに、毎日スーツも変えたほうがよさそうです。予算と相談のうえ検討してください。</p>
<p>
	それに対して若者はなぜにおわないかというと、新陳代謝が活発で腐敗臭も分解できるために若い時期は腐敗臭などがほとんど残りません。もちろん、女性にも平等に加齢臭はあります。ただ毎日お風呂に入る習慣や、衣類を変えたり、化粧品や整髪料な<span _fck_bookmark="1" style="display: none">&nbsp;</span>どの香料のにおいにマスキングされて消されることが男性よりも多いため、目立だないのです。</p>
<p>
	ノネナールのはかにオヤジ臭の原因として、ポマードのような特有の整髪料のにおい、タバコやお酒のにおいが混じっていることなどが考えられます。そのほかに、生活習慣病を発生するような状況だと、加齢臭は増幅します。脂肪過多の食生活やタバコやお酒を続けていくとメタボリック症候群(以下、メタボバこなるように、血管の中にコレステロールが蓄積し、皮脂腺にも脂肪分が増えます。分解される脂肪分が多ければ、それだけ加齢臭のもとになるノネナールもたくさん上成されてしまいます。加齢臭は、メタボの危機的サインをも知らせているのです。ふっうよりもにおうなと思ったら、メタボを意識してみてください。</p>
<p>
	ほかの体のにおいと同様に、加齢臭も食生活や衛生に気をつけることで、ある程度の修正ができます。その衛生面における加齢臭ケアで、においを消す石鹸としてF柿渋石鹸]がはやっています。柿渋は日本で古くから染料や皮のなめし剤として使用されていて、<span _fck_bookmark="1" style="display: none">&nbsp;</span>一部地域では、柿の葉で包んだ柿の葉鮨などもあります。また、やけどや血止めなどの用途で、塗ったり飲んだりして民間療法的<br />
	な使われ方もしていました。</p>
<p>
	そのうちの抗菌作用の部分が注目されて、柿渋を石鹸に導入、販売されて今日のヒットにつながったようです。その抗菌力については、ノロウイルスに対する柿渋ポリフュノールの抑制力について広島大学での実験で確認したことなどが挙げられます。柿渋石鹸が効くといわれるのは、このようにまず抗菌力があることと、有効成分の柿渋タンニンが大きな構造式をもつ縮合形タンニンで、はかの植物のタンニンよりも高分子であることで上り多くの各種悪臭成分と肌の上で化学的に反応して、第三のものに変化することができ、消臭効果を発揮するというのが考えられます。柿渋タンニンにこだわらなくとも、緑茶にも抗菌作用やタンニンがあることがわかっています。</p>
<p>
	このことから考えられるアンチノネナール対策は。</p>
<ol>
	<li>
		石鹸で洗い皮膚や頭皮を清潔に保つ</li>
	<li>
		皮膚表面での新陳代謝を高める</li>
	<li>
		皮膚表面でのバクテリアの繁殖を抑える抗菌剤的なものが入った石鹸や入浴剤、ローションなどを意識して取り入れる</li>
</ol>
<p>
	の３つです。また、毎日同じ服を着ない。着たら洗濯することも重要です。これでノネナールがカバーできなければ、においの原因は、タバコを吸ったあとに洗髪しなかった、オヤジの香りの代表格のポマードを使用していた&hellip;&hellip;。こうした原因から発せられているものでしょう。加齢臭とはまったく別の要因から発生しているものと考えてください。というわけで、外観やふるまいで清潔感を演出することでも、ある程度はオヤジ臭が消せるでしょう。<span _fck_bookmark="1" style="display: none">&nbsp;</span></p>
]]>
        
    </content>
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    <title>どうしても消えないにおいはあるのか？</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://cream01.info/felmon/deodorization/post-30.html" />
    <id>tag:cream01.info,2011:/felmon//2.34</id>

    <published>2011-06-07T12:36:12Z</published>
    <updated>2011-06-07T12:39:57Z</updated>

    <summary>衣服で多いのが、ワキガなどのにおいが付着した場合です。大事な洋服でしたら汗ワキパッドなどの使用で、衣服への黄ばみ・においの沈着を防ぎましょう。この原因となる汗じみや皮脂を落とす洗浄方法が、クリーニング屋さんにあるようです。</summary>
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        <category term="消臭について" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://cream01.info/felmon/">
        <![CDATA[<p>
	衣服などの布・毛織物・皮革製品、壁や床や柱などの住環境・車やその他の空間において、なんらかのにおいが生じる原因があ<br />
	り、その洗浄方法を間違い、放置してしまった場合。においはどうしても取れないので、あきらめてください。</p>
<p>
	衣服で多いのが、<a href="http://www.honeytrap.org/wakiga/cat1/post.html" target="_blank">ワキガ</a>などのにおいが付着した場合です。大事な洋服でしたら汗ワキパッドなどの使用で、衣服への黄ばみ・においの沈着を防ぎましょう。この原因となる汗じみや皮脂を落とす洗浄方法が、クリーニング屋さんにあるようです。原因と経過をしっかり説明し、相談してみてください。</p>
<p>
	壁などの住環境にしみついてとれない、ペットの糞尿臭やタバコ臭。壁紙や柱や天井、床の水村にしみついているため、壁紙を変える、柱の表面を削るなどの対応で収まればいいはう。水の内部まで浸透している場合はお手あげです。車の室内環境も同じで、座席シートなどの張り替えられる部分程度なら取り替えられますが、室内全部にタバコやペット臭がしみついている場合はどうしようもありません。室内環境の場合は、あらゆる場所にしみついて、においが取れなくなる前に原因の駆除をしましょう。それは、こまめにふき掃除をする、活性炭など脱臭剤を置く、換気をよくする、などの対処です。においの原因となるペットの糞尿臭は、においが発生したらただちに対処しましょう。</p>
<p>
	どうやら初期行動の大切さは火事や疾病だけではなく、においでも重要なようです。いやなにおいを察知したらすぐに衣服は正しい方法で洗浄、処理を行う。室内空間はこまめに掃除を行う、換気をする。どちらも放置しないことがかんじんです。<span _fck_bookmark="1" style="display: none">&nbsp;</span></p>
]]>
        
    </content>
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    <title>消臭剤の効果とは</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://cream01.info/felmon/deodorization/post-29.html" />
    <id>tag:cream01.info,2011:/felmon//2.33</id>

    <published>2011-06-07T12:29:40Z</published>
    <updated>2011-06-07T12:35:36Z</updated>

    <summary>スプレー式の消臭剤を使ってできるのは、空気中に存在するにおいのもとを別の香りで包み込む（マスキングする）ことです</summary>
    <author>
        <name>kk</name>
        
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://cream01.info/felmon/">
        <![CDATA[<p>
	スプレー式の消臭剤を使ってできるのは、空気中に存在するにおいのもとを別の香りで包み込む（マスキングする）ことです。この消臭剤にジャスミンやレモンなどの香りがついている場合は、室内の空気中にあるにおいを包み込んで隠し、ジャスミンやレモンなどの芳香を漂わせるというしくみです。また最近では、無臭の植物性素材でにおい物質を包み込みにおわなくする方法も含まれます。これは吹きつけることで空中にあるにおいをつかまえる、能動的な作用から即効既が期待できます。しかし、においがなくなるというわけではありません。</p>
<p>
	次に、配置型の脱臭剤の使用です。これは活性炭や備長炭などの多孔質の物質ににおいを吸着させて、空気中のにおいの粒子を<br />
	なくすことで無臭化します。しかしこれは空中のにおいが落ちてくることを待ちますので、冷蔵庫や靴箱などのかぎられた空間では効果を早めに発揮できますが、ふつうの部屋に広がった煙やにおいなどには比較的時間がかかるといえます。ただにおいを吸着しますので、根本的な無臭化か可能です。</p>
<p>
	実験時に使われる無臭空気をつくるときも、この活性炭による脱臭剤は活躍します。活性炭や備長炭、シリカゲルや蒸留水に何度も空気をくぐらせて脱臭し、無臭空気をつくるのです。この作業は大変な手間と労力を必要とする一方で、実験には欠かせないものなので、手抜きができません。</p>
<p>
	脱臭剤の1つ、活性炭は18世紀、砂糖をつくる過程での脱色剤として使用されていたものです。 19世紀になり、粒状活性炭が塩<br />
	素ガスなど毒性ガスの吸着剤としておもに化学工業生産分野に広がります。その後、空気清浄や脱臭剤として、活性炭は工場から<br />
	飛びだして、世界中で家庭用のにおい消しに使われるようになりました。活性炭というものは、炭素もしくは炭素を含む物質を炭化または多孔状になるように活性化を施したもの。その脱臭メカニズムは、さまざまな化学物質と結びついて、それを表面にくっつけてしまう強い吸着力があることです。活性炭の無数の穴は1グラムで2000平方メートルにもおよぶ表面積があります。この穴は非常に細い管で、外のものを吸い込もうとする毛細管現象が起こります。</p>
<p>
	こうして活性炭の中ににおい分子が吸い込まれると、穴の内部の表面にその分子が吸着され脱臭効果を発揮するのです。またふ<br />
	つうの炭を脱臭剤として使う場合は、脱臭製品と違い、その脱臭効果を再生できるというメリットがあります。特に脱臭力が高いといわれるのが備長炭です。これらを冷蔵庫などに入れて脱臭効果が落ちてきたら、5～10分間煮沸し、2～3日乾燥させると、またもとどおりの脱臭能力が期待できます。</p>
<p>
	こんなに強力な脱臭剤があっても、消したいにおいの強度によって脱臭時間と脱臭回数が左右されます。いやなにおいの代表格である、汗臭い動物臭のイソ吉草酸や靴下の蒸れたにおいである酪酸は、10畳ほどの実験室に数滴落としただけで強烈な刺激臭が充満します。すぐに活性炭などの脱臭剤を大量にばらまき、アルコールでしつこくふき取っても、このにおいはなかなか消えません。換気扇を回しても、外やほかの部屋にまで広がるという弊害もでてしまう強烈さ。このにおい攻撃は消えるまでに約１週間かかります。もちろんにおいが消えない間は、ほかのにおいの実験はできません。</p>
<p>
	このように残留しやすいにおいは揮発性がとぼしく、吸着性が高いという特徴があります。ほかの残留しやすい特徴的なにおいとして、ヨノンという物質があります。長く残る性質から、香りがすぐに消えてしまっては困る香水や化粧品に応用されています、<a href="http://www.dental-id.info/" target="_blank">歯医者</a>の消毒液のにおいの主成分である、オイゲノール(歯科ではユージノールといいます)も残留しやすいにおいの1つ。道でヒトとすれ違ったときにほのかに香る消毒薬のようなにおいに｢あっ、歯医者さんだ日と思ったことはないでしょうか？　このように仕事以外の休日でもわかるほど、強く残ってにおう物質です。</p>
<p>
	そして最後に化学反応で別の物質に変化させることや微生物に分解させて消臭するというしくみがあります。光触媒反応は、酸化チタンの抗酸化反応を利用して、微生物や細菌を分解・消滅させていく反応です。あらかじめにおいをさけたいものに吹きつけたり、付着させておく方法で、建物の外壁や内壁などに塗布しておき、においのほかにも日焼けや汚れを防ぎます。観葉植物や家電などに塗布しておき、タバコの煙やペット臭などをさけるものもあります。</p>
<p>
	微生物分解反応は柿渋のタンニンの化学反応と少し違って、微生物がアンモニアなどの悪臭のもとを分解してにおいを消す方法です。ゴミ箱やペットのトイレなどに吹きっけておくと、におい物質を分解してにおいの根元を断ちます。これらは環境にもやさしい、エコな消臭方法です。消したいにおいに応じて、使い分けてみてください。<span _fck_bookmark="1" style="display: none">&nbsp;</span></p>
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